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【色々ある生ハム、何が違うかご存知ですか?】
- いまや日本全国、どこでも見かけるようになった「生ハム」の文字。けれど、原産国も違えばお値段もさまざまです。ものによって、味もまったく違うと思われることがあるかもしれません。
そんな「生ハム」について、あなたはどこまでご存知でしょうか? -
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【私たちが情熱をかたむける生ハムは、非加熱の長期熟成ハムを指します】
- イタリアやスペインの「生ハム」こと長期熟成ハムが日本に輸入できるようになったのは、ほんの20年ほど前のこと。輸入が解禁されてから、「生ハム」と日本語の名前が与えられた長期熟成ハムは順調に日本に浸透しましたが、同時に、国産の加熱していない生っぽい食感のハム全般と、南欧で2000年以上前からつくられている発酵食品としての長期熟成ハムが混同されるようになりました。
申し遅れました。私たちは、日本生ハム協会と申します。
私たち協会は、「長期熟成ハムとしての「生ハム」について正しい知識を普及させ、市場発展に寄与すること」を目標にしています。
ただ、協会員が口頭で説明できる機会には限りがあり、なかなか順調に知識を広めていけなかったことが悩みでした。
「生ハム」に関心を寄せる方々にもっと簡単に、そして体系的に学んでいただける手段は無いか考えた結果、当協会は生ハムについての知識を集約した専門書を作成。更にはプロアマ問わず、生ハムをより好きになっていただけるリターンをご用意しクラウドファンディングを行うことにいたしました。
<主なリターン>
・日本初の生ハム(長期熟成ハム)の専門書購入
・一般向け生ハムのセミナー参加権(東京・切りたて生ハム試食付き)
・プロ向け生ハムのセミナー参加権(大阪、東京)
・生ハム工場見学ツアー実施の権利(横浜)
・「11月11日は生ハムの日」イベント前売券購入
・生ハムセミナーの講師招致の権利
・生ハムの専門家を招致して肉談義できる権利
・希少なクラテッロ入り!生ハムアソートセット購入
※詳細なリターン内容をそれぞれのチケットページに記載しております。ぜひご覧ください。
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【生ハムについてもっと知ってもらうために、日本初・生ハムの専門書をつくりたい!!】
- 協会設立から3年以上の歳月をかけて、世界各国から生ハム情報を集約しました。世界でも類を見ない生ハムについての専門書で、当協会認定の生ハム資格制度発足時には、教本として使用します。2019年5月刊行予定、A4サイズ、104ページ。
発行にあたっては、世界生ハム学会会長、スペイン大使館、イタリア大使館などからもメッセージを寄せていただいた、信頼の一冊です。
<主な内容>
・生ハム一般概論
・生ハムに関する法律と衛生管理
・各国の生ハム(スペイン、イタリア、フランス、ポルトガル)
・品質評価と表現
・レストラン、バルでのサービス
・生ハム協会の資格制度
・資格試験の内容
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【生ハムは豚肉の芸術品】
- イタリア、スペインをはじめとする南ヨーロッパの生ハム(長期熟成ハム)は、2000年以降のバル文化の普及とともに急激に日本市場でシェアを拡大しました。
しかし、日本ではそれ以前からドイツ製法の加熱ハム、スモークハムの文化が浸透しており、南ヨーロッパの生ハム文化を啓蒙する機会が無いのが実情です。
日本の食品衛生法でも非加熱加工食肉製品(一般に生ハムと呼ばれる製品)では、南ヨーロッパの生ハム(長期熟成ハム)が、シンケンハム、加熱及びスモークハムと同じ区分となっており、プロにとっても混乱を招く状況が生じています。
近年、スペインをはじめとするヨーロッパでは、生ハム(長期熟成ハム)の価値の見直しが始まりました。生ハムに対する関心の高まりと同時に、生ハムの知識とカッティング技術を学べる私設の学校が乱立するようになっています。
同様の兆しは日本でも見え始めており、国内で間違った情報を流さないためには、生ハム(長期熟成ハム)についての正しい知識、取扱い方法、カッティング技術の普及を行うことが急務となっています。
人類が造り出した最も付加価値を高めた飲料をワインとするなら、食肉製品ではそれは、長期熟成を特徴とする生ハムです。
既にワインについては十分な知識の集積がなされ、ソムリエ協会が国際的に組織されて普及活動を行っています。しかし生ハムについては、世界各国の研究者が成果を持ち寄り国際学会を開催しているものの、ワインには大きく後れを取っています。
生ハムに対する関心が高まりつつある今日だからこそ、当協会の活動は有意義なものになると確信しています。 -
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【日本生ハム協会の活動について】
- 当協会の発足目的は、南ヨーロッパに起源をもつ「生ハム(長期熟成ハム)」についての正しい知識および取扱方法の普及、そして、関連する食文化の啓蒙実施にあります。
以下、当協会の主な活動です。
■ テーマ別セミナー開催(プロ、および一般向け)
■ プロを対象とした勉強会
■ HP、およびSNS上での活動報告と情報発信
■協会として、催事・展示会への参加
■生ハム(長期熟成ハム)についての情報集約
■世界各国の生ハム関連機関との連携、および情報交換
■会員向けに、より専門的な実務指導および情報提供
当協会の活動目的にご賛同いただける方は、お気軽にお問合せください。
一般社団法人 日本生ハム協会 (Japan Cured Ham Association) -