〈新着情報〉『日経MJ』で「かみだな」が取り上げられました。
“「これが神棚?」 祀る対象としての神聖な佇まいを残す、まったく新しいコンパクトな神棚”
場所をとらずに、お神札を大切に祀る。コンパクトな「かみだな」。
- 神社を訪れた際に、お神札をいただくことがあります。神聖なものですから、大切に扱う必要がありますが、現代の住まいでは昔ながらの神棚を設けることは難しく、お神札を祀ることが困難になりつつあります。だから「かみだな」は、まずシンプルでコンパクトであることを心がけました。場所を取らず、本体のカバーを横にスライドさせるだけで複数枚のお札を収納できるので、大切なお神札をすっきりとまとめ、お祀りできます。
お札を重ねてお祀りすることができます。
- 神社で多く頒布されている、サイズ6.8×24.5cmの「頒布大麻」と呼ばれるお札はもちろん、もうひと回り大きい8.2×26.3cmの「角祓大麻」も納まります。複数の神社からお神札をいただいた場合にも、最大5枚のお神札が収納可能。付属のスタンドに立てたり、裏面のフックで壁に掛けることもできます。ご自宅や会社、飲食店などあらゆる場所でお神札を祀ることができます。
置く場所を選ばず、あらゆるライフスタイルに馴染む柔らかいデザイン。
- コンパクトでありながら、お札がすっきりと収められる機能的なデザイン。 側面の丸みを帯びたフォルムは美しいカーブを描いています。曲線だからこその柔らかい印象。自然の木のぬくもりが感じられるあたたかい佇まいです。存在を強く主張せず、どんなインテリアの中にも溶け込むよう、装飾をそぎ落とし、シンプルな美しさをめざしています。
神聖な白色を全面にあしらった、「かみだな しろ」。
- 「かみだな しろ」は、日本では神聖な色とされる白を取り入れたデザインです。本体に白のメラミン化粧板を貼ることで、スタイリッシュなフォルムを実現しました。右側にスライドして、お札を収められる仕様です。薄いお札なら5枚まで収納できます。ヒノキの専用台が付属します。壁掛け用のフックもついています。
一つの木片から作り出す、「かみだな むく」。
- 「かみだな むく」は、神様が自然物に宿るという考えから、より自然の木に近いよう、一つの木片から作り出しています。無垢の檜の質感を活かした形状で、すべて木目の通った「柾目」で製作。上部を引き上げて、内側にお札を収める仕様です。薄いお札なら5枚まで収納できます。専用台が付属します。壁掛け用のフックは付いておりません。壁掛けをご希望の際は、裏面に専用のフックをお付けします。ご購入後にお問い合わせください。
「しろ」と「むく」の良いところを掛け合わせた新製品。
- さらに今回は、プロトタイプを公開した際に好評をいただいた「しろ×むく」を新しくお届けします。デザインのポイントとなる上部の白い部分は、漆を用いて塗装しています。プロトタイプを制作する際には、漆で白を表現できず、やむなく断念していました。しかし、今回は福島県の地場産業でもある会津塗の福西惣兵衛商店の協力のもと、漆塗りの新しい考え方(ウレタン+漆混合塗装)を取り入れ、できるだけ白に近づけました。新しい技術によってデザインの可能性を広げ、「しろ」と「むく」両方の美しさを採り入れた製品となりました。クラウドファンディングで、いち早く皆様にお届けします。
上部を引き上げて、内側にお札を収める仕様です。薄いお札なら5枚まで収納できます。
専用台が付属します。壁掛け用のフックは付いておりません。壁掛けをご希望の際は、裏面に専用のフックをお付けします。ご購入後にお問い合わせください。
多様化したライフスタイルに対応し、「かみだな」を現代の住宅に。
- 「かみだな」を製作したきっかけは、東日本大震災。仮設住宅でも飾れる神棚がほしいという声をいただいたのです。正木屋材木店は、福島県に拠点を置く会社。我々自身が被災者であり、傷ついた街や人々の様子をつぶさに見ていく中で、なにか材木店としてできることはないだろうか、と考えていた矢先の出来事でした。家を失い、仮設住宅で生活する中でも、神棚を祀りたい。祈る心は、未来への希望そのものです。その想いに、全力でお応えしたいと思ったのです。場所もとらず、多様化した生活スタイルにも無理なく馴染む、シンプルでコンパクトな神棚です。被災地だけでなく、少し慌ただしく、不安も多い現代の生活に、平穏をもたらすものになればと考えています。
伊勢神宮が浮かび上がるデザイン。
- 神棚の札宮は、通常、伊勢神宮を模したかたちで作られます。その伝統を現代のスタイルに合わせるべく、「かみだな」は伊勢神宮をモチーフにしたシルエットを刻印しました。最新のレーザー加工機で曲線にそって緻密に彫りこんでいます。
真ん中に開けた小窓の意味。
- 「かみだな」の中央には小さな小窓を設けています。これは、ある宮司さんの「札宮の扉を少し開けることで、ご利益が少しずつ出るようにしている」という言葉をヒントに作られたものです。扉の開閉については地域によって様々な考え方がありますが、毎日少しずつご利益があるようにと願いを込めて作りました。
神聖な檜を使い、職人が気持ちを込めて手作業で作る。
- 「かみだな」に使用されている木材は檜。中でも最上級の木曽檜です。色ツヤや香り、油分を損なわないよう、できるだけ天然乾燥を行い、一つ一つ職人の手によって管理されています。 神聖な木でつくられる、神聖な製品。そこに妥協が許されることはありません。気持ちを込め、真摯に。ほとんどの工程を、地元いわき市の木工職人が手作業で行っています。日本の木と日本の職人による、純国産の製品です。
神棚を設置する場所。
- 「かみだな」の中には、神社で頒布しているお札を収めます。お札は神霊が宿る依り代で、いわば神様の出張所です。家の中に小さな神社を置くような気持ちで、神霊が宿るのにふさわしい、明るく清らかな場をご用意ください。
シンプルなデザインに調和する「雲」のステッカー。
- 神棚は、家族が集まる場所に南から東に向けてお祀りし、その上には何もないようにします。しかし現代の住宅では、神棚の上に2階がある場合も多く、そのような場合には神棚をお祀りした場所の天井に「雲」を付けるのが一般的。上に「雲」を貼り付けるのは「この上には何もありません」という意味になります。すべての「かみだな」には、雲のかたちのステッカーをお付けします。
あなた自身のタイミングで、お祀りください。
- 「かみだな」を新しくお祀りする時機は人それぞれ。従来は家の新築や結婚など、人生の節目などを目安としていましたが、すでにお持ちのお札を納めたい、または良いことがあったから、悪いことがあったからなど、ご自身の中の必然や理由を大切に考えてお祀りください。
美容室や飲食店など、多くのお店で「かみだな」をご使用いだいています。
美容室「ロハン」(東京都)
- デザインをこよなく愛する店主の、鋭い審美眼にかなった雑貨がたくさん並んでいる美容室です。本好きを刺激する小説や雑誌なども豊富に置いてあります。そんなお店の入口の高い場所に「かみだな」は佇んでいました。Webサイトで「かみだな」のことを知って以来、デザインを気に入り、いつか自分のお店をオープンする時に祀りたいと思っていた店主。毎朝、「かみだな」にお水をあげることから1日が始まります。
創作和食店「吉方聖居」(東京都)
- 曙橋駅から徒歩1分、旬の上質食材を楽しめる創作和食店のお店です。商売を始めるなら神棚を祀りなさい、と家族に言われたのが購入のきっかけ。「かみだな」は宗教色が出すぎず、お店のインテリアと調和することを気に入っていただきました。方角に配慮して、「かみだな」が南に向くように店内の高い場所に設置。お客様にも見える位置に祀っていますが、お客様に気づかれることはあまりないようです。 気づかれた時は、話のネタになり話が弾むこともあるそうです。
神社新報社様「むすひ」に掲載いただきました。
- 神社界唯一の新聞社である神社新報社様の神宮大麻広報誌「むすひ」に取り上げていただきました。日本のメディアをはじめ、海外からもお問い合わせいただく機会が増えています。
いわきで100年続く、正直屋の正木屋。
- 正木屋材木店は、2015年に創業100周年を迎えました。私たちの起源は、明治年間に創業した雑貨商「正木屋」。その後、材木商を開業して今に至ります。「正木」というのは真っ直ぐな木。つまり「正直」という言葉に通じます。時代の流れに翻弄されることなく、堅実に商機を待ちながら、お客様のために精一杯尽くす。そんな心意気で1世紀という長きにわたり、いわきで商売を続けてまいりました。
茨城県の復興のシンボル・六角堂の再建も。
- 東日本大震災の津波で消失してしまった茨城県北茨城市五浦の六角堂。その再建のために寄贈されたいわき市田人産の樹齢150年の杉を、当社で加工し、部材としてお送りしました。被災者の声から生まれた「かみだな」と、復興のシンボルとなる六角堂。それらを通して、震災の残した傷跡が少しでも癒されれば、これほどうれしいことはありません。
自然や神々とつながる場として、神棚を見直してほしい。
- 現代の私たちが神社へと足を運ぶ機会は限られ、神々の宿る自然とのつながりは薄れつつあります。そんな中で、自然とつながる場として、心の拠り所となるのが神棚です。当社も震災を経験し、私たち自身が、その重要性を感じさせられました。現代社会に、少しでも、平穏を、心の拠り所を。何度も試作を重ね、いくつもの神社をまわり意見を伺い、神棚の役割について改めて思いをめぐらせてきました。シンプルでありながら、神聖さが感じられるか、様々な住宅事情に対応する普遍性を持っているかを考え抜きました。万物に魂が宿ると考えてきた日本人の思想。それは、自然を敬う心、ものを大切に思う心、そして、常に魂をもつものがそばにある、見守られているという安心感にもつながっていると考えています。100年間にわたって、人々の住宅を木材の製材加工という立場から支えてきた私たちだからこそ、作り、お届けするべき製品だと思っています。
もう一度、自分と万物とのつながりを思い出し、心に平穏を。
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