<3/14 新着情報>東京・大手町の「SPACE NIO」にて実物を展示しています
- 本プロジェクトの商品は、東京・大手町駅直結の「SPACE NIO」で展示しています。
是非お気軽にお越しいただき、実物をご覧下さい。 SPACE NIO(スペース ニオ)
- どなたでも気軽に立ち寄れる日経グループの情報発信空間です。
〒100-8066 東京都千代田区大手町1-3-7 日本経済新聞社 東京本社ビル2階
TEL:03-6256-7682(平日10時~18時)
地下鉄「大手町駅」下車C2b出口直結
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ルナロッサ・ヨッピー とは
- 「海の宝石」や「ラッキーフィッシュ」とも呼ばれ、縁起が良いとされるエイ革を主に扱っている革細工専門店です。
そんなルナロッサ・ヨッピーがお届けする、全工程ハンドメイドにこだわったジャパンクオリティーの品々。
アフターケアも行き届いた、あなただけの高級品を是非、お手にとってご覧ください。 「和水(なごみ)」シリーズについて
- 正絹でできた着物の帯に日本古来のエイ革を合わせた新たなシリーズです。
武家の女性が着物の帯に差している短刀(護り刀)をイメージして作りました。
昨今の厳しい世の中で闘っておられる女性・男性問わずどなたでもお使いいただけるように、表はエイ革と帯のコラボで【和】、内装は牛のヌメ革を用いた【洋】という、どのシーンにおいても使いやすい作品となっております。 - ※<アマテラス>ラインナップ
- ※<アマテラス>内装
エイ革(ガルーシャ)へのあくなきこだわり
- エイ革は近年、財布やバッグ、アクセサリーに用いられ、新しい物と思われている方も多いのではないでしょうか?
しかし、刀剣の柄や おろし金など古来(1000年ほど昔)より人と共にあった皮でサメ皮と呼ばれていたりします。
その性質は、非常に丈夫で天然皮革の中では最強と言われるほど。
特徴は、その独特な丸石を敷き詰めたような模様で、キャビアのような光沢は、熟練した職人のみが手作業と感覚で出せる技。
その光沢や丈夫さなどから縁起の良いものとされています。
ルナロッサ・ヨッピー ではなめし、染色、研磨、そしてウロコの配列にまでこだわりエイ革一枚一枚その作品にあったものを厳選しています。 エイ革(ガルーシャ)の魅力
- ・海の宝石やラッキーフィッシュといった異名を持つ縁起物。
・水に強く、切断しにくくキズが付きにくい。
・使い込むほど柔らかく、馴染んでくる。
・古来より、刀の柄やおろし金にも使用される日本の伝統的な皮革である。 エイ革の持つ2つの顔・・・「ビーズ状」と「吟スリ状」
- ・ビーズ状・・・革を染色した後、粒の部分を塗装してコーティングする。
乱反射がすごく綺麗で立体感もあり、ゴージャスな雰囲気を醸し出す。 - ・吟スリ状・・・革を染色した後、研磨して鱗本来のツヤを出す。
コーティングが剥がれる心配がなく、石畳のような表面は光沢がとても綺麗。 エイ革の特殊技巧(テクニック)
- エイ革は柔らかさと丈夫さを兼ねそなえることから加工が非常に難しく、その美しさを表現することは職人たちの永遠の課題でもあります。
ルナロッサ・ヨッピー では変化しつづける革の表情をよみながら熟練した職人がひと針ひと針 手縫いで丹念に仕上げます。
手触りや光沢感も上質な絹のように滑らかになるよう手磨きによって丁寧に仕上げられます。
全ての工程をハンドメイドにこだわったエイ革専門ブランドの「本物のエイ革」。
是非お手にとってご覧ください。 非常に縫いにくいエイ革
- エイ革は縫製が非常に難しく、工業用のミシン針が折れるほど硬い鱗となっております。
ミシン縫いの場合、針が何本も折れることを覚悟の上で鱗を避け、ジグザグに縫製します。もしくは、エイ革に切れ目を入れて縫うか、玉縫いでミシンの粗が目立たなように革を巻いて縫われることが多くあります。
もし、切れ目を入れてしまった場合、鱗の角が立ってしまい、洋服などにテンションがかかってしまうことや、その部分の鱗が剥がれてしまう可能性が高いことなどがデメリットとして挙げられます。
また、一般的な牛革等を扱う職人がエイ革を手縫製すると、鱗が不均一に並んでいるエイ革を牛革のように目打ち等でただ単に真っすぐに穴を開けてしまい、色々な方向に鱗が割れてしまう為、縫いがガタガタになってしまいます。 ルナロッサ・ヨッピー独自の縫製技術 ”ヨッピーステッチ”
- そこで上記の理由から、全て手縫製にこだわっております。
ルナロッサ・ヨッピーではその割れる方向を読み、極力線が真っすぐになるように鱗を少しずつ割っていきます。
そして、手縫いの特徴である緩急をつけて縫う方法と糸のよりを調整しながら縫う方法で、一針一針できるだけ真っすぐになるように仕上げます。
また、弊社の手法では鱗ごと縫製するので、前述のような洋服にテンションがかかったり、鱗が剥がれたりといった心配が少なく、ステッチ独特の凹凸と糸の光沢により、エイ革作品にマッチするようにしております。
これこそが”淡路谷 佳幸”により生み出された技法、「ヨッピーステッチ」です。 - ※上段:ヨッピーステッチ
※下段:あらかじめ切れ目を入れて縫製したもの ミシン縫製と手縫いとの違い
- ミシン縫製は下糸を上糸がすくい上げて縫い上げる為、一端が擦り切れると連続してほつれる可能性があります。
しかし、手縫い(平縫い)の場合は両端に針を付け、交互に交差して縫います(並縫いを両方からしている感じです)。
ですので、一端が擦り切れても連続してほつれないという利点があります。
現在でも馬具や靴などは擦り切れる可能性がある部分には手縫いが使われます。
手間やコスト、技術が要る手縫いですが、アジがあるだけでなく、実は物理的に強い縫い方なのです。 特殊研磨技法と丹念なコバ処理
- エイ革の裁断表面はセラミックを割ったような状態(鱗の硬さはヒトの歯や骨と同じくらいの硬さ)になっており、そのままにしておくと危険ですのでコバ処理を行います。
一般的には・・・
- 玉縫いを用いて裁断面を隠すこともありますが、巻くエイ革より弱い場合、いずれ擦り切れて裁断面が出てきてしまいます。また、そのまま裁断面を研磨する場合もエイ革の柔らかさによってはとても難しいものとなります。
しかし、裁断面は革がしなやかになればなるほど鱗のクッションとなってしまい、ただ平面的に研磨をしても平滑にはなりません。 ヨッピーでは
- 弊社で用いるエイ革はとても柔らかく、しなやかですので、研磨時には裁断面から数ミリの間に硬化剤を入れます。
それにより、柔らかい革と硬い鱗が一体なった状態を作り出します。
その後、硬くなった状態の革に丹念に研磨を繰り返し、調合したコバ液で色付けし、光沢を出します。 エイ革の表面の研磨
- 弊社では研磨技法を作品や研磨箇所によって変えています。
例えば、コバに用いた研磨(上述のとき)では、エイ革の裁断面をいかに平滑に仕上げるかを追求したものでした。
しかし、エイ革の表面の研磨方法はコバのときとは違います。
粒一つ一つを平らに研磨したものは、角度が変わるとキラキラと乱反射が綺麗なものとなりますが、面の角が立っているので洋服や肌にテンションがかかりやすくなります。 - そこで、テンションがかかってはいけない部分には粒一つ一つに丸みを帯びるように研磨を施します。
この作業は手で一つずつチェックをしながら手磨きをしていく為、仕上がりは極上のものとなります! ゆきとどいたメンテナンス
- ・税別\50,000以上のものは
表部分の縫製が長年の使用で擦り切れた場合の縫い直しや側面の塗料がはがれた場合の塗り直しは永久的に無料です。
※往復の送料はお客様負担となります。
・ご自宅でできるメンテンナス
エイ革にはほとんどメンテナンスの必要がありませんが、固く絞った布などで磨くと光沢が戻ります。
また目地に詰まった汚れなどは歯ブラシなどで優しくブラッシングすると綺麗になります。
※汚れの種類によっても変わりますので、落ちない場合はご相談ください。
店頭でも修理やメンテナンスのご相談を承っておりますので職人にご相談ください。 ルナロッサ・ヨッピー主な活動
百貨店催事などでご好評いただいております
- ・2014年3月
あべのハルカス グランドオープン「職人モノ展」催事
・2015年9月、12月
阪急うめだ本店 うめだスーク 催事
・2015年12月
Creatous Magazineファッションショー「CREATOUS MAGAZINE COLLECTION」(会場:大阪市立中央公会堂)出展
・2016年2月、2017年2月、8月、2018年2月
日本橋髙島屋 催事
・2016年4月、9月、2017年3月、9月、2018年3月
玉川髙島屋 催事
・2016年5月、11月、2017年6月、11月
大阪髙島屋 催事
・2016年6月~
福井洋傘「ガルーシャ・アンブレラストラップ」取引開始
・2017年1月
川西阪急 催事
・2017年10月、12月、2018年3月
新宿髙島屋 催事 ルナロッサ・ヨッピー雑誌掲載
- ・2015年
ファッション誌「GLITTER」3月号