大切な名刺を1枚の革で包むおもてなし
- 贈答品に使われる風呂敷、袱紗、熨斗袋など、日本では、大切なものを丁寧に包む文化があります。衣服においても袋に穴をあけた洋服と異なり、布を巻いて身に纏う和服は身体を包んでいるといえます。この「包む」という日本の伝統的な美意識から名刺入れをデザインしました。
糸や金具、ベルトなど、留め具は一切使用しません。上質な1枚の革をただ折り紙のように美しく折り重ね、大切な名刺を包みます。
国内外の数々のデザイン賞を受賞
- ミニマルな佇まいが高く評価され、世界三大デザイン賞の「iFデザインアワード2019」と「IDEA2018(International Design Excellence Awards)」 FINALISTを受賞しています。
その他にも「おもてなしセレクション2017」「Asia Design Award2018」など国内外で数々の賞を受賞しています。 -
[Business Collection]ビジネスパーソンのための特別カラー
- 国内外で高い評価を受けるこの名刺入れに[Business Collection]が新登場。ビジネスパーソン向けの落ち着いた限定カラーを4色ご用意しました。
相手を気遣う解く所作
- 丁寧に包まれたものは、解く所作にも相手への気遣いや思いやりが込められます。ビジネスシーンにおいては、相手に合わせ待たせないこと、最小限の動作でスムーズに名刺を取り出せることをまず優先すべきです。
《包む》は留め具がない特徴を活かし、素早く開けて、スムーズに名刺を取り出すことが可能です。
また名刺入でブランド名が目立つのは無粋です。見た目の上下が分かりにくくなりますが、エンブレムはフタの隠れる部分にそっと刻印してあります。革が馴染めば、名刺取り出し用の半円型の切り欠きがフタの上から手触りでわかるので、下を向かずに相手の方を見たまま、スマートに名刺を取り出せます。
ラグジュアリーでフォーマル
- フォーマルに仕上げるために、名刺入れには薄く漉(す)いた革が好まれます。しかし、往々にして使用するにしたがい、購入時の美しさが失われます。
「大切な名刺だからこそ、最高の素材で包みこもう。」
《包む》に使用する革は、ずっと触っていたくなるような柔らかく吸い付くような心地よい手触りです。使えば使うほど、美しく味わい深く変化します。
厚革を使用した名刺入れは、サイズも大きくなりカジュアルな雰囲気になりがちですが、《包む》はステッチがないので、サイズに無駄がなく、ほぼ名刺サイズのコンパクトな仕上がりです。さらに、完全にシンメトリーな端正なデザインで、フォーマルな雰囲気を纏います。
格別な革と端正なデザインで、ラグジュアリーでありながらフォーマルな佇まいです。
深まる色艶・本当の革の魅力を伝えたい
丈夫で柔らかく美しい【エルバマット】
- イタリア・トスカーナ地方に9世紀初頭から伝わる「ヴァケッタ製法」。その伝統を今なお守り続けるテンペスティ社のエルバマット・レザー。エルバマットは、最も美しく丈夫で最高級と言われる北欧産の成牛のベンズ(胴)を自然の樹木のタンニンでなめし、じっくりとオイルを染み込ませた革です。 通常の1.5〜2倍(原皮の約20%)のオイルを加える特許製法で、吸い付くような滑らかさです。
テンペスティ社は植物タンニンなめしの生誕地と言われるフィレンツェ・サンタクローチェ地区にあります。イタリア・トスカーナに存在する約570社の革メーカーの内、厳格な基準をクリアした24社のみが加盟する「イタリア植物タンニン鞣し革協会」に加盟し、長年に渡り数々のラグジュアリーブランドへレザーを提供しています。 革を育てる喜び
- エルバマットの鮮やかで透明感のある色付けは、染料のみで行われます。傷やシミは、型押しや顔料で隠さないので、そのまま残ります。しかし、原皮の風合いをそのまま味わえるのは、最高品質の天然の革である証です。傷やシミも唯一無二の生きていた証として、受け入れていただけますようお願い致します。
染料で仕上げた革は、使い込むほど色が深まり、エイジングを堪能できます。 中でもオイルをたっぷり含むエルバマットは、見事なまでに美しく色艶が深まり、数あるイタリアンレザーの中でもエイジングが際立つ存在です。
共に成長する革なので、新たな門出への記念にも最適です。 オイルケアが不要
- 一般的な革は、表面に最初から艶があります。それは、革の最終工程で表面にオイルを塗って仕上げているからです。しかし、表面のオイルは、経年変化で揮発し、光沢を失い、カサカサになります。それが定期的なオイルケアが不可欠な理由です。
一方、エルバマットは、その名の通り、最初は艶のないマットな表情です。繊維の中までたっぷりオイルが染み込み、 使い込むほど、内側に含まれるオイルが気孔部分から染み出して表皮をコーティングし艶が出ます。防水効果も高まります。
ここに既成の皮革用オイルを加えると気孔が詰まり呼吸困難になり革が早く老化する事に繋がります。そのため、エルバマットにはオイルケアは不要です。防水スプレー、その他コーティングしてしまうようなものも禁物です。革が呼吸できず硬化します。
何もせず、よく使い革に適度な刺激を与えること、それが一番のメンテナンスです。
コーティングしないので表面は柔らかく傷つきやすいですが、多少の傷は指で擦れば自然に回復します。深い傷も、エイジングとともに馴染み、革の風合いへと変化していきます。
時間と手間がかかるため、現在ではヴァケッタレザーを生産するメーカーは僅かです。革大国イタリアの中でも、エルバマットは、革本来の味わいと扱いやすさを兼ね備えた希少な存在です。 環境への配慮
- エルバマットは、環境保護に配慮し、家具や紙を製造する為の木材の余剰物から抽出した100%植物由来のなめし剤を使用。人体に有害なアゾ染料、ニッケル、PCPまたはクロムVIのような毒性物質は一切含まれておらず、金属アレルギーに苦しんでいる人も安心して使用できます。
また、「イタリア植物タンニン鞣し革協会」に加盟するタンナーは、サスティナブルな環境を構築するために、廃棄物のリサイクルに膨大な投資をしています。使用する原皮は食肉加工の過程の副生産物を使用。生皮から除去された毛髪は農業用肥料へとリサイクルされます。浄化プラントに溜まる沈殿物は、煉瓦を製造するために建設分野で再利用されます 。
クロム鞣の革は燃焼により発がん物質を生成しますが、植物タンニン鞣しされた革は、その自然由来の化学・生物的特性により、容易に処分できます。その品質と環境配慮の証として「イタリア植物タンニン鞣し革協会」発行のシリアル入り品質証明書が付属します。
渋さが魅力の4色[Business Collection]
- [Business Collection]には、エルバマットの銀面を起毛させ、ベルベットのように滑らかな手触りの「Texas」シリーズを採用しました。
- (左)Texas Nero(右)Texas Giungla
- (左)Texas Bruciato(右)Texas Cammello
保証・注意事項について
- 製品の保証・注意事項は以下のリンクをご参照ください。
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《HASAMU》iPhoneスリーブケース[Business Collection]
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《MEKURU》ペンケース [Business Collection]
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《MUSUBU》キーケース[Business Collection]
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《HITOE》長財布[Business Collection]
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