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【ご報告】プロジェクト不成立のお詫びとご支援のお礼
- この度はプロジェクトに興味をお持ちいただき、多くのご支援いただきありがとうございました。誠に残念ながらプロジェクトは目標金額に到達しなかったため、不成立となりましたこと心よりお詫び申し上げます。
なお、目標達成型でのプロジェクト不成立のため、プロジェクト商品のご提供はありません。ご支援いただいた皆様にチケット料金が課金されることもございません。
ご支援いただいた皆様のご期待に添えず、本当に申し訳ございませんでした。また別の機会で新しい企画に挑戦していければと存じます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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▍未来ショッピング第2弾プロジェクト「Fe5.0」
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- Fe5.0の板厚はなんと5.0mm!一般的な鉄フライパンの厚みは1.2~2.3mm程度、厚いと言われているタイプでも3.0mm前後です。5.0mm厚がいかに「極厚」かお分かりいただけるでしょう。この厚みで得られる特徴は優れた蓄熱性。特に「焼く」「炒める」「煮る」というシンプルな料理にその特徴を発揮し、いつもの食材がさらに美味しくなります。表面は窒化処理を施し錆びにくく、金属ターナーも使えます。熱源はガスでもIHでもOK!オーブンにも入れられます。この厚みゆえ熱による変形が起きにくく、割れたりもしません。通常の鉄フライパンと同じメンテナンスで「一生モノ」の料理道具となります!ただし・・・、重いんです・・・。
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▍かなり重くて「片手で手軽に扱えます。」とは言えません。ですが・・・
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- Fe5.0は鉄製で5.0mmの厚みがありますから、鍋やフライパンとしては想像以上に重たい製品です。持ち運びは大変ですし、予熱も必要、洗うのもひと苦労で、片付けるときも重さで面倒だと感じるでしょう。男性でも「片手で手軽に扱えます。」とは言えません・・・。しかしそこには重いだけの理由があります!!
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▍極厚鉄板だから蓄熱性に優れます!音も違います!
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- 重い鍋と言えば蓄熱性の高さが特長でもある鋳鉄製のキャセロール鍋ですが、それでも厚みは3~4mm程度でしょう。Fe5.0は厚さ5.0mmの鉄板をプレス成形して製造しますので底面も側面も、もとは5.0mmの鉄板です。とても重くはなりますが、その分蓄熱性には優れています。動画では、火からおろしてもしばらくの間は勢いよくジュージューと音を立てていることから蓄熱性の高さがうかがえますね!
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▍いつもの食材がレストランの味に!
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お肉を焼くなら・・・
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- 例えば、家庭で普通のフライパンを使ってお肉を焼く場合、火が当たるところだけ表面が熱くなったり、食材を投入したときに表面温度が下がったりして、焼きムラが生じませんか?Fe5.0は、その厚みで優れた蓄熱性を発揮し、表面の温度ムラや、食材投入時の温度変化を最小限にします。お肉に素早くしっかり熱を加えることができ、レストランのような強火で旨みを閉じ込めた調理ができるので、いつもの食材がもっと美味しくなるでしょう!
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- 鉄板が薄いと予熱で温度を上げていても、お肉をのせるとある程度温度が下がり、中身まで熱を通すのに時間がかかります。厚いお肉を焼くときに表面はよく焼けているのに中身はまだ火が通っていなかったことはありませんか?
鉄板が厚いと蓄熱性が高まり、お肉をのせても温度変化が少なく一定の熱を加え続けることができるので、焼いた時間が同じなら、より中身に熱を通すことができます。お肉の大きさや厚みが違っても、Fe5.0なら火を通す管理はやりやすくなるでしょう。
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炒めるなら・・・
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- 家庭用のコンロの火力では、お店のような野菜がシャキシャキした炒めものはなかなか難しいかもしれません。Fe5.0は、その厚みで優れた蓄熱性を発揮し、ちゃんと予熱をかければ家庭用コンロの火力を最大限に生かせます。お肉を焼くときと同様に、食材を入れたときの温度変化が少なければ素早く調理することができ、野菜がべたっとせずシャキシャキ感も生まれます。
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煮るなら・・・
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- Fe5.0は煮込み料理にも最適。優れた蓄熱性が余熱を使った調理を可能にします。カレーやシチュー、ポトフやロールキャベツ、おでんや肉じゃがなどの和食も得意です。ある程度煮込んだら、火からおろしてフタをして余熱で調理します。蓄熱性に優れているからゆっくりと温度が下がっていき、食材にしっかり熱が通って柔らかくなり、味もしみて絶品です。また煮込む時間も少なくてすむので経済的ですね。
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オーブン料理もできます!
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- Fe5.0は本体がすべて鉄製。だからそのままオーブンに入れることができます。
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フレンチトーストだって!
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- フレンチトーストだって美味しく作れます。厚い鉄板は予熱をかけるとゆっくりと温まります。底面では水平方向に熱が広がり全体的に温まりますので、牛乳を浸したパンもムラなく加熱でき、表面を焦がす前に中まで温めます。ふんわりしっとりのフレンチトーストのできあがりです。パートナーやご家族にもきっと喜んでいただけるでしょう!
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実は餃子もかなり美味しい?
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- 実は餃子もかなり美味しいかも?当社はプロ用の業務用品も扱います。そこで知ったある餃子屋さんの餃子鍋は4.5mmの鉄板でした。Fe5.0とほとんど同じです。0.5mm厚い分は蓄熱性アップで家庭用コンロの火力をカバーできるでしょう。角タイプなら手前からターナーも入れやすくて使い易くなっています。
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▍鉄に最適!窒化処理とは?
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- 窒化処理とは窒素を含んだ混合ガス内で製品を加熱することで、製品表面から窒素原子を製品内部に拡散浸透させ薄い化合物層被膜を生成する処理です。生成される化合物被膜は、緻密で高硬度と適度な粘り強さを合わせ持ち、密着性も高くヒビ割れにも強い特性を持ちます。製品全体に窒化処理を施すことで表面の硬さが増し、耐摩耗性や耐食性も向上します。鉄の欠点であるサビの問題も無くしたFe5.0に最適な表面処理です。
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▍Fe5.0 の特徴
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- Fe5.0のいちばんの特徴はその重さ・・・。でもそれが優れた蓄熱性を生んでいます。
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▍チケット内容説明
- 今回のクラウドファンディングでは、Fe5.0をより使いやすくするためのご提案として、「ドームセット24cm」と、「スノービーチ製専用鍋敷き」を特別にご用意いたしました。
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1)ドームセット 24cm
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- ドームセット24cmは、Fe5.0の「浅型PAN24cm」「深型PAN24cm」をセットにして、さらに「アミ皿」「燻製用トレー」を付属しました。焼く、炒める、煮る、以外にも手軽に燻製を楽しんだり蒸し野菜なども作れる使い易いセットです。
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ドームセットで燻製
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- ドームセットは燻製器として使えます。その場合は、「熱燻」専用となります。熱燻とは、80度以上の高温で10分程度燻すという手軽な方法でご自宅でも楽しめます。ソーセージやチーズを手早く燻製にしたり、肉や魚をジューシーに仕上げたいときに向いています。ただし、生食できない肉や魚を熱燻にした場合は食べる前に必ず火を通してください。熱燻はあくまでも風味づけであり、保存食としての燻製ではありません。
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ドームセットで蒸し料理
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- ドームセットは蒸し器として使えます。深型PAN24cmにアミ皿を置き、食材をのせて浅型PAN24cmで蓋をすれば蒸し器としても使えます。ドーム形状は、空間が広いのでたくさんの食材を入れやすくなっていますし、蓋の裏側に付く水滴は側面に流れやすいので食材に落ちにくい形状です。また蓋が重いので蒸気で浮きにくく効率的に蒸せます。
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2) スノービーチ製専用鍋敷き
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熱くて重くても安心のサイズ!新潟のブナ材「スノービーチ」製。
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- 鍋敷きのサイズは通常よりも少し大きめで木製ではほとんど見かけない「3cm」の高さがあります。通常は、1.5cm~2cmくらいの高さが一般的ですが、熱くて重いFe5.0ですので、テーブル面と離したいと考えオリジナルで製作しました。
素材は新潟県産のブナ材「スノービーチ」を使用しています。スノービーチとは「雪国のブナ」という意味だそうで、現在では利用されなくなった新潟県魚沼市の旧薪炭林のブナ林を有効活用し地域の活性化に役立てるための活動、「スノービーチプロジェクト」から生まれたブナ材です。
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なぜスノービーチを使うのか?
- スノービーチは主に建築材料や家具の材料として使われますが、どうしても使うには小さすぎる材料が出てきます。職人さんが一品物のスツールなどを作って販売したりしていますが、材料は溜まっていく一方とのことでした。そんなお話から、この小さな材料を使ってみようとなり、職人さんに作っていただくことになりました。製作については、使いやすく加工しやすい形状とし、手作業でひとつひとつ丁寧に作っていただきます。
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- また、材料が小さいと「節」や「割れ」に当たる確率が高くなり、余ってしまう部分が多くなるため、製品には使用上問題ない範囲で「節」や「割れ」があります。予めご了承願います。
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▍プロの料理人に「Fe5.0」の印象をうかがいました。
- 今回、地元新潟でご活躍のシェフ 汐見 健 氏をお迎えし、Fe5.0を実際に使っていただきました。また、使用後に色々とご質問させていただき、プロの料理人から見たFe5.0の印象を語っていただきました。
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▍蓄熱性って? どうして鉄製なの?
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- 蓄熱性は「熱容量」として表すことができ、「熱容量の大きい鍋は温まりにくいが冷めにくく、保温性が高く、温度変動が少ない。」と言えます。また、単純に重い鍋は熱容量が大きいとも言えます。異なる素材で同じサイズの鍋を作ったと仮定するために、素材別に単位体積当たりの熱容量を表にしました。さらに調理には熱伝導率も関係しますので一緒に表記してみました。金属はそもそも熱伝導率が高いのですが素材により固有の値があります。熱伝導率が高いものは、加熱部の温度が上がりやすく薄手の鍋では加熱ムラにつながり場合によっては焦げつきやすくなります。
表から、同じ体積ではアルミニウムの熱容量が低い結果となり蓄熱性を考えるとこの中ではいちばん向いていない素材と言えそうです。他の素材はほとんど同じ値ですが、ここで熱伝導率と合わせて見てみましょう。
銅の熱伝導率が良いと言えますが、仮に薄手の鍋だった場合、鉄やステンレスに比べて熱の伝わり方が早いため熱源と接する部分がすぐに温まり加熱ムラを起こしやすくなります。厚手ならば加熱ムラは起こりにくく最高の調理道具となるはずですが、素材が銅ではとても高価なものになってしまいます。プロの料理人が一生使う道具として選ぶ場合は別として、家庭用では価格的に現実的ではないでしょう。
ステンレスは鉄よりも熱容量が大きいとはいえ、その差は大きくありません。しかし熱伝導率では鉄の5分の1となり鉄より温めるのに時間がかかるでしょう。また、銅ほどではありませんがステンレスは高価な素材でもあります。厚手の鍋を作るにはあまり向いていないと言えそうです。
こんなふうに考えると鉄分も摂れる身近な鉄がいちばん良い素材だったのです。
- ※掲載されている製品は、すべて開発中の製品です。皆様のご支援により製品化を進めることとなった場合、量産体制が整う事によって正規販売価格が予定販売価格より下がる可能性がございます。(未来ショッピングのチケット価格より正規販売価格が下がることはありません。)また、お届けする製品につきましても、製品化を進めることによって、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。予めご了承ください。