【6/15 新着情報】目標達成!
- おかげさまでプロジェクト開始後、約2週間という短期間で目標金額を達成しました。
ご購入いただきました皆様、ありがとうございます。
現在、心を込めて製作中ですが7月28日までプロジェクトは続きます。
まだまだチケットはございますので
引き続きご支援のほど、よろしくお願い致します。
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好評につき、生産体制を調整してチケット追加しました
- HANADA「蒼天(そうてん)」HANADA「蒼雲(そううん)(大)」HANADA「蒼雲(そううん)(小)」HANADA「天花(てんか)」HANADA「花珠(かじゅ)」
~現代の住空間に、伝統の息づく青いあかりを~
- 創業当初より、人々の心をつなぐ癒しのあかりを追求してきたオゼキは、色彩心理学的にも心身を落ち着かせ安心感を与える色とされる青色を用いることで、さらなる癒しの追求に取り組みました。
海や空を連想させる美しい青色を伝統的な手法で再現するため、藍染製品を扱うホリイ社とタッグを組みました。
ホリイ社に依頼したのは和紙の藍染。しなやかでやわらかい質感を持ちながら、複雑な繊維で強度を兼ね備えた楮和紙を中心に、染料と相性の良い和紙を使用しました。
藍染職人の手による紙の絞り具合で生まれる斑模様は二つとして同じものがありません。お客様一人一人のために染めた和紙を、提灯職人が手作業で張りあげてHANADAシリーズは作られます。
伝統的でありながら、リビングや寝室に置いても邪魔にならず違和感のないモダンなあかりを目指し、シンプルな形状にまとめました。
~伝統の技で、ひとつひとつ~
- 木製の張型に極細の竹ヒゴをらせん状に巻き、和紙や絹を張りあげる「張り」
伊勢型紙を用いて和紙や絹に絵柄を刷り上げる「摺込み」
日本画の技法を用いて提灯に彩色を施す「絵付け」
HANADAシリーズは、120年にわたって守り続けてきた岐阜提灯の技法「張り」と「絵付け」、そして藍染和紙を用いて作られます。 - 従来の提灯と同じように木型を組み、型に合わせてヒゴを巻きます。
気温や湿度、使用する紙の種類によって糊の濃さを調整し、適切な量をヒゴに打ち付けます。刷毛で叩くように糊付けすることで、ヒゴの表面のみ薄く均一に糊をつけることが出来ます。手で軽く張り付けたのち、ブラシで優しくなでることで、シワの無いように張り付けていきます。 - 型からはみ出た余分な紙をカミソリで切り落とし、まっすぐな合わせ目を作ります。下になる紙を傷つけないよう、上の紙だけを切り落とすには、熟練した技術が必要です。
伝統工芸士による手描きシリーズは、絵具の代わりに「藍の華」を使用しています。「藍の華」とは藍の染料が発酵する過程で表面に浮かび上がってくる泡のようなものです。
「藍の華」そのものは本来、染色に用いられることはありませんが、熟練の職人によって建てられた藍が適切に発酵し、鮮度を保っている証拠です。通常は染色を繰り返したり時間が経つにつれて鮮度が落ち「藍の華」は消えてしまいます。天然の藍色成分が詰まった「藍の華」を絵の具にする都合上、紙の状態で絵付けを施した後、あく抜きのために水洗いしています。こうして、通常の染めでは表現できないような繊細なにじみを、絵付け職人の経験を頼りに表現しました。
~生きた染料で、紙に合わせて染め上げる~
- 今回和紙の染色にご協力いただいた本藍染工房・浅井ローケツ様では、天然の阿波藍を100%使用して作られた生きた染料「スクモ」を、気温、湿度、香りなどから判断し、最高の状態で発酵させて藍を建てております。和紙を美しい斑模様に染め上げるため、職人の長年の経験から紙の絞り加減を調節して染料を染み込ませていきます。従来の反物や浅井氏が手掛ける革の染色とは違い、薄い和紙を破らないよう繊細かつ迅速な作業が必要になります。
藍の風合いは、空気と触れ合い酸化することで浮かび上がります。狙った色味が出たところで、灰汁を流水で洗い流すことで、みずみずしい本物の藍色が生まれます。
刻一刻と変化する藍と紙の状況を見極め、斑模様を生み出すための絶妙な技法を研究することで、この世に2つとない天然本藍染和紙が誕生しました。 ~提灯・藍染・美濃焼が魅せる無限の広がり~
- 清流・長良川と果てしなく広がる青空をイメージしてデザインされた「蒼天(そうてん)」。
岐阜提灯・天然本藍染・美濃焼の豪華な組み合わせで、水や空気の澄んだ青色を表現しました。
- 「蒼天」と同じ形状で、伝統工芸士による藍の絵付けを施した「天花(てんか)」。
天然本藍染に使用する染料から絵具として藍の華を抽出して使用しています。
爽やかで奥ゆかしい提灯の美しさを感じていただける商品です。
~唯一無二の藍染和紙を丸ごと1枚~
- 木と和紙の伝統的な組み合わせでありながら、どんな部屋にもマッチするシンプルで存在感のあるあかりを目指した「蒼雲(そううん)(大)」。
HANADAシリーズのために作られた天然本藍染和紙の美しい斑模様をお楽しみいただくため、途中で紙の継ぎ目が無いように一周ぐるりと巻きつけて作られています。
- 小型で明るい色味の「蒼雲(そううん)(小)」も一つ一つ模様の違う藍染和紙を使用しており、小さいながらも特別な存在感のあるあかりになっています。
どちらの商品も、使用している和紙はすべて手作業で染めていますので、商品ごとに模様の違いがございます。お客様一人一人のために作られた藍染和紙の風合いを楽しんでいただければ幸いです。
~プレミアムな藍染をもっと身近に~
- 手のひらサイズの藍染提灯として作られた「蒼珠(そうじゅ)」。
LED電池灯を使用しているため、どこにでも置くことができます。
「蒼天」などと違い、半透明なビニロン紙を使用した藍染和紙を使用していますので、透明感のある深い青色が特徴です。 - 「蒼珠」と同じサイズ感でありながら、木製の台と金属製のフレームで伝統的な提灯らしさを表現するために作られた「花珠(かじゅ)」は、伝統工芸士が藍の華で描く桜模様がお部屋をかわいらしく演出します。
~HANADAシリーズ 仕様~
~ちょうちん一筋120余年、岐阜から世界へ癒しのあかりを~
- オゼキの始まりは明治元年、初代・尾関次七が開業した雑貨の小売業でした。そのなかでも岐阜提灯の販売に力を入れ、自分で製造を始めたことから提灯メーカーとして歩み始めます。
二代目・次七が提灯の製造販売を専業とし、全国の百貨店や世界各国で開催される万国博覧会へ積極的に出展するなかで知名度とともに技術を向上させていきました。
- そして昭和26年、世界的な彫刻家イサム・ノグチ氏と出会います。
氏はオゼキの提灯製造技術からアイデアを膨らませ「光の彫刻」として世界中から評価されるAKARIシリーズを作り出していったのです。大小200種を超えるAKARIは、当社が世界で唯一の指定工場として責任をもって製造しています。
- 現在は、和紙の光ですべての人が癒しを感じることができるような世界を目指し、今までにない形の提案、提灯を身近に感じてもらうためのワークショップ、暮らしを照らすインテリアの提案など、様々な活動を行っております。